10分で読める!超簡単麻雀ルール!

こんにちは。くろうと!です。

 

3月から続くコロナ禍の影響で、自粛期間にネット小説を読み漁り、推しのVtuberの生配信を欠かさず視聴し、Shadowverseの大会に向けて色んな人と調整を繰り返しと、浪人生にあるまじき生活を過ごしてきた私ですが、最近は塾にも通い、流石に少し焦りを覚え、数学3の黄チャートと英単語ターゲットを中心に勉学に励んでおります。

 

 

さて、そんな自粛期間でしたが、株式会社いちからが提供するアプリ『にじさんじ』の公式バーチャルライバー達に、麻雀ブームが訪れました。

 

 

麻雀というと、煙草の煙が揺れる雀荘で、怖い大人たちがお金等を賭けて遊ぶ、少しマイナスなイメージが自分にはありました。

 

しかし昨今はそんなことも無く、先月任天堂から発売された『世界のアソビ大全』では、打牌の軽快な音と綺麗な色彩を基調とした色使いの、非常に雅なゲームとして収録されていました。

 

 

そんな麻雀ですが、とても複雑なゲームで有名です。

 

把握しきれないほどの専門用語に、難解な点数計算、麻雀のルールを覚えるために超えなければならない壁はとても高く、そして厚く思えます。

 

 

しかし、現在Yostarさんが展開している無料オンラインスマホゲーム『雀魂』は、点数計算や配牌などを自動でやってくれるので、基本的なルールさえ押えていれば、初心者もすぐに遊べる優しい設計になっています。

雀魂↓

https://apps.apple.com/jp/app/雀魂-じゃんたま/id1469186379

 

 

今回は、『雀魂』で遊ぶための麻雀の基本的なルールを紹介したいと思います。本当に基本的なルールのみを纏めたので、もっと詳しいルールが気になる方は是非、インターネットで調べて見てください!

 

 

 

 

 

1.麻雀とは

まず麻雀とは、3~4人で遊ぶ中国発祥のボードゲームです。

 

 

この『牌(はい)』と呼ばれる物を綺麗に揃えて点数を稼ぐ、トランプのポーカーとUNOを合わせたようなゲームです。

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『牌』には、数字の書かれた『数牌(しゅうぱい)』と、漢字の書かれた『字牌(つーぱい)』があります。

 

『牌』は同じものがそれぞれ4つずつの合計136個あり、これをプレイヤーは初めに13個ずつ配られ、以降反時計回りにプレイヤーがひとつ引いて、要らない『牌』を捨て、ひとつ引いて、要らない『牌』を捨てを繰り返し、規定の形を揃えるのを目指します。

 

 

麻雀での規定の形というのは基本的に『4面子1対子(4メンツ1トイツ)』のことを指し、砕いて言うと3人組が4つと双子が1つという意味です。

3人組には3兄弟と3つ子の2種類があります。

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先にこの形を作った人が『和了(あがり)』となり、最初に『和了』した人が点数を貰うことができます。点数については後述しますが、簡単に言うと綺麗だったりかっこよかったりすると沢山貰えます。

 

 

麻雀には『親』というものが存在します。この『親』が2周(ルールによっては1周)することでゲームが終了し、終了した時点で1番点数が高い人が優勝となります。

 

『親』は得点が1.5倍ですが、失点の時も多めに払わなければならない時がある、ハイリスクハイリターンの順番です。

『親』は、

・『親』が『和了』する。

・『流局』時、『親』が『聴牌(てんぱい)』している。*詳しくは後述

 

のどちらかの条件を満たすことでもう一度同じ人が『親』になります。

そう出ない場合、次の『親』は右隣の人に移ります。

 

 

『親』が1人目の時、そのゲームを『第1局』と言い、2人目の時に『第2局』…4人目の時に『第4局』となり、『第4局』が終わると1周となります。

第1ゲーム、第2ゲーム…みたいなものですね。

 

 

これの最初の1週目を『東場(とんば)』と言い、2週目を『南場(なんば)』といいます。

 

 

 

2.プレイヤーが出来ること

基本的にこのゲームは、順番通りに牌を1個引いてきて、要らないものを捨てるの繰り返しなんですが、それ以外に『鳴く』と呼ばれる必殺技のようなものが3つあります。それは『ポン』『チー』『カン』の3つです。この『鳴き』という必殺技を上手く使うと、『和了』の形をいち早く作ることが出来ます。

 

※尚、この『鳴き』を説明しているパートは、筆者の言語能力が乏しく説明がわかりにくいので、最悪適当に流し読んで、実践で学ぶことを推奨します。

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『ポン』は、同じ種類の『牌』を2つ持っていて、他のプレイヤーがそれと同じ『牌』を捨てた時、それらを公開することで捨てられたその『牌』を奪い、3つ子にすることができます。

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「ポン!」

 

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↑『筒子(ぴんず)』の3を奪って3つ子に!

 

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『チー』は、3兄弟のうち2つの『牌』を持っていて、左隣のプレイヤーが3兄弟の3人目の『牌』を捨てた時、それらを公開することで捨てられたその『牌』を奪い、3兄弟にすることができます。

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「チー!」

 

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↑『索子(そうず)』の8と9、そして7を奪って3兄弟に!

 

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『カン』には、『暗槓(あんかん)』、『明槓(みんかん)』、『加槓(かかん)』の3種類があります。

 

『暗槓』は、自分が3つ子を持っていて、それと同じ『牌』を引いてきて4つ子になった時、それらを公開することで、4つ子を3つ子として扱うことが出来ます。

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「カン!」

 

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↑4つ子を3つ子扱い

 

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『暗槓』は少し特殊で、相手の捨てた『牌』を奪っている訳では無いので、『鳴き』をしてないと見なす。

 

 

 

『明槓』は、自分が3つ子を持っていて、それと同じ『牌』を他のプレイヤーが捨てた時、それらを公開することで捨てられたその『牌』を奪い、4つ子を3つ子として扱うことが出来ます。

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「カン!」

 

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↑相手の捨てた『牌』を奪って、3つ子を4つ子に!

 

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『加槓』は、自分が既に『ポン』して3つ子を作っていて、それと同じ『牌』を引いた時、引いてきたその『牌』を公開して3つ子を4つ子として扱うことができます。

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「カン!」

 

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↑『ポン』して作った3つ子を4つ子に!

 

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↑『加槓』の形

 

 

『カン』すると、『ドラ表示牌(後述)』が1つ、追加でめくれます。

 

 

『暗槓』と『加槓』は、『手牌』が1枚少なくなってしまうので、『カン』した後に追加で1個『牌』を引きます。

 

 

 

 

 

3.その他補足

ここでは『自摸(つも)』、『ロン』、『役』、『風』、『ドラ』、『流局』について簡単に触れていきます。

 

 

自摸』とは、あと1個で『和了』できる時に、あと1個となる『牌』を引いてきて、『4面子1対子』が完成したことを宣言する言葉です。

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自摸』で『和了』すると、他のプレイヤーは、得点分の点数を全員で割り勘して払わなければなりません。親は多めに払います。

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↑『自摸和了』したので全員から点数を貰っている。親からは1300点(50%)、他2人から700点(25%ずつ)

 

 

『ロン』とは、あと1個で『和了』できる時に、あと1個となる『牌』を他のプレイヤーが捨てたなら、それを奪うことで『4面子1対子』が完成することを宣言する言葉です。

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『ロン』で『和了』すると、最後の1個となる『牌』を捨てたプレイヤー1人が、得点分の点数を全額払わなければなりません。

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↑『ロン和了』したので1人から点数を貰っている。

 

 

『役』とは、点数が貰える『和了』の形の事です。『役』の伴わない『4面子1対子』は、たとえ完成したとしても和了することができません。

 

また、『役』がたくさん重なると、『役』に応じてその分点数が沢山貰えます。

 

『役』は沢山あるので全部は記載しませんが、まず最初に初心者が覚えるべきは『立直(りーち)』、『断幺九(たんやお)』、『平和(ぴんふ)』の3つです。これだけでゲームに勝利することも出来るので、是非物にしましょう。

 

 

『立直』はその名の通り、あと1個で『4面子1対子』が完成する時、1000点を担保にして使える第4の必殺技です。

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(『面前清』とは『鳴き』を使ってない状態のこと)

 

この1000点は自分が『和了』することが出来れば戻ってきますが、他のプレイヤーが自分より先に『和了』した場合、そのプレイヤーに奪われてしまいます。

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「立直!」

 

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↑『牌』を横向きに捨てると『立直』の合図!

 

 

また、『鳴き』を既に使用していると、『立直』は出来ません。

 

『鳴き』を使い、早く『和了』を目指すのか、『鳴き』を我慢し『立直』して高い点数を目指すのか、プレイヤーの腕の見せどころです。

 

 

断幺九』とは、2~8の『数牌』のみを使って『和了』することです。

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『1.9.字牌』のどれかひとつでも使ってしまうと成立しないので気をつけましょう。

 

断幺九』は『鳴き』を使っても成立します。

 

 

 

『平和』とは、3兄弟4つと『数牌』の双子が1つで、『和了』するための最後の1つが『両面待ち(りゃんめんまち)』の時に成立します。

『両面待ち』とは、最後の1個の待ち方のひとつで、5.6の2兄弟のように、4でも7でも3兄弟になって『和了』になるような待ちの形を言います。

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『鳴き』を使っていると成立しません。

 

もちろん、3つ子が1組でもいると成立しません。

 

 

 

他にも『役』は沢山あります。気になる人は『雀魂』の役種一覧を確認してください。

 

中には発生率0.1%未満の激レア役、『役満』や、『役満』並にレアなのに点数が低い、可哀想な『役』も存在します。

 

 

 

『風』とは、プレイヤーに割り振られた方角のことです。『親』が変わるごとにプレイヤーの方角も変わります。

 

『東(とん)』、『南(なん)』、『西(しゃー)』、『北(ぺー)』の4種類があり、自分の方角と同じ種類の『牌』を3つ子で揃えると、それは『役』になります。

 

また、『親』1週目の『東場』では『東』が、2週目の『南場』では『南』が、揃えると方角とは別で『役』扱いになります。

 

 

『東・南・西・北』では無い、『白・發・中』と書かれた『字牌』のことを『三元牌』と言い、これらは方角に関係なくいつでも、揃えると『役』扱いになる便利な『牌』です。

 

 

 

『ドラ』とは、宝物のことを意味し、『牌』が配り終わった時に『王牌(わんぱい)』と呼ばれる特別な場所に配置される、『ドラ表示牌』によって決まります。

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↑画面左上の『牌』が『ドラ表示牌』

 

『ドラ』は、『ドラ表示牌』の次の『牌』のことを言います。

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↑『ドラ表示牌』と『ドラ』の関係

 

 

和了』した時の『4面子1対子』の中に『ドラ』があると、その数だけ『役』と同じ点数が貰えます。

 

しかし、『ドラ』は役では無いので、ドラだけでは『和了』できません。注意してください。

 

『ドラ表示牌』は最初は1つしかめくれてませんが、誰かが『カン』することで追加で1つめくれ、最大で5個までめくれます。

 

 

 

『流局』とは、誰も『和了』せずに、引く『牌』が無くなってしまった時に発生します。UNOで言う山切れ、デッキ切れみたいなものです。

 

この場合、『聴牌(てんぱい:あと1個で上がれる状態)』していない人は罰として、『聴牌』していた人に一定の点数を払わなければなりません。

また、ルールによりますが『雀魂』では、『親』が『聴牌』していると『親』は同じ人が継続します。

 

『流局』には『九種九牌』など例外もありますが、発生するのはごく稀なので記載しません。

気になる人は、『雀魂』の設定から、役種一覧を確認してください。

 

 

その他専門用語

『牌山』

『牌』が沢山積んである場所。ここから『牌』を引いてくる。山とも言う。

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↑2段に積んであるのが『牌山』

 

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↑『雀魂』では、画面中央に残りの『牌』の数のみ記載されている。

 

 

『河(ほー)』

要らない『牌』が捨てられる場所。

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↑6個で1列になっている。

 

 

『順子(じゅんつ)』

3兄弟のこと。

 

刻子(こーつ)』

3つ子のこと。

 

雀頭(じゃんとう)』

『4面子1対子』の2人組、つまり双子の部分のこと。頭とも言う。

 

『振り聴(ふりてん)』

和了』のための最後の1個が、既に自分が捨てた『河』に存在する状態。

ロンで『和了』出来なくなる。

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↑『索子(そうず:緑色の竹みたいなやつ)』の5と8が最後の1個だが、8を既に捨てているため『振り聴』状態に…

しかし、『自摸』なら『和了』できる。

 

『振り聴』状態の人のことを『フリテンダー』と言ったりする。(嘘)

 

 

 

以上、基本的なルールの紹介でした。麻雀にはまだまだ複雑なルールもありますが、とりあえずこれだけ分かれば十分に楽しく遊ぶことができます!

 

ただ読んでくれた方も、文字で読むだけだとやっぱり難しいなと思っていることでしょう。

 

しかし、麻雀は『習うより慣れろ』をこれ以上なく地で行くゲームです。

1回読んだあなたなら、あとは数回ゲームをプレイするだけで、完全にものにすることが出来ると思います。

 

一応、麻雀のプレイ動画を配信している可愛いVRYouTuberや、オススメのYouTuberを紹介しておきます。

(配信者達の全ての配信が麻雀関連の配信というわけではありません。)

 

 

可愛い&麻雀上手い!

<悲しき麻雀マシーン>楠栞桜

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https://m.youtube.com/channel/UCPzlCaUmR2MFfIjpmosMM0A

 

 

可愛いく雑談麻雀!

<筆者の推し。>天宮こころ

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https://m.youtube.com/channel/UCkIimWZ9gBJRamKF0rmPU8w

 

 

ロマン!漢!

<役満VTuber>ざき

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https://m.youtube.com/channel/UCxCDE6QpDCy8ZB3cVetRILw

 

 

言語が通じない海外でも、ルールが変わらないチェスを打てば仲良くなれると言うように、麻雀を打てるとそこから広がる輪があると思います。

 

皆さん是非、『雀魂』をダウンロードして、麻雀を遊んでみてください!

 

 

ではまた!